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2007年03月27日

外回転術 @ 国立成育医療センター

3/26(月) 34週と5日。

今日は外回転術を受けるために、日帰り入院をしてきました。
一日中ダンナが付き添ってくれることになっていたので、とても心強かったです。
仕事が立て込んでいるのに、申し訳ない!

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9時過ぎに成育に到着。
直接、事前に先生に指示されていた6階の東病棟へ。
大部屋は一杯だということで6Eの3という個室へ。
とてもキレイな病室。
ブルー、イエローのカラーが施された備え付けシェルフもかわいい。
今日はとても温かい穏やかな日で、大きな窓から見える景色も抜群に良い。

070327.jpg
成育の病室から見える中庭側の景色。

これから数時間後に、想像を絶する体験をすることになろうとは知る由もなく
ちょっぴり浮かれた気分になる。(ダンナも一緒だし)

ダンナが受付で入院手続きを済ませている間、
私は看護師さんに連れられ身長、体重を計る。その後は体温も。

手続きを終えたダンナが戻ってくる。

私はベットに横になり、しばらく看護師さんの次の作業待ち。

いよいよ点滴。
外回転術の実行にあたって、緊急帝王切開となる最悪のケースに備え手術用の点滴を打たれる。
ものすごい太い針のようで、怖かったので顔をそらす。
痛い、痛い、痛かった・・。ドクドク、ドクドクと針を打たれた部分の血管が音を立てる。
これを思うと、日ごろの注射の痛みなんて軽いもんだ。
2時間を越える点滴。
今回の点滴は、打っている最中に鼓動が激しくなって息苦しくなったり
めまいや吐き気を伴うこともあるようで、
「体調はどうですか?辛くないですか?」と随時聞かれる。
お昼をまたぐが私は食べることができないので、カロリーの点滴も追加される。

更に1時間くらいそのままの状態。

看護師さんが何やらノートPCのモニターを運んできた。
お腹の赤ちゃんの心拍を確認し、状態を随時チェックするらしい。
「胎動を感じたら、このボタンを押してくださいね」と
健康診断時の聴覚テストの時のようなボタンを渡される。

ニコちゃんの心音は、規則正しくしっかりした速度とリズムを保ちながら動いている。
この音を聞くのはやっぱり嬉しい・・。そして、なんとも心地良い音。
ベットに横たわったままの私も、隣で椅子に腰掛けていたダンナも、
「この音って眠たくなるねー」とウトウトと眠ってしまった。
病室で過ごしたこの時間は、本当に静かで穏やかだったな。

起きた後、ダンナは名付けの本に目を通したり、
車にはりつける“BABY IN CAR”のデザインを考えたりしていた。
(市販でよくある黒と黄色のデザインのはどうしても嫌らしい。)

しばらくして、部屋に今回の外回転術を担当してくださるという若めの先生が入ってきた。
私の担当医のT先生と一緒になって、実施してくれるらしい。
その後、T先生も挨拶に訪れる。いつものソフトで陽気な感じだ。

そして、いよいよ処置室へ。

エコーで確認するニコちゃんは、単殿位だそう。
比較的治る確率の高い姿勢のようで、ホッとする。

まずは、骨盤にはまってしまっているニコちゃんのおしりを浮かせるため
私の腰の下にタオルケットを丸めたものや枕を入れ、腰を浮かせた姿勢で約30分待機。
これも、大きいお腹には本当に辛くてキツイ姿勢。
ダンナがずっと側にいてくれたので、名付けの話などして気分をそらす。

30分後。
いよいよ処置の時間。
先生方、看護師さんの他に、見学の研修医が2名。
ダンナは処置の間は側にいることができないので、部屋の外へ。

そして外回転術本番。
T先生のたくましい腕と若めの先生の腕が同時に私のお腹に食い込む。
前回の健診時に一時体験したそれとは比べものにならないくらいの痛み!!!
お腹の上からニコちゃんを抉り取られるんじゃないか、と本気で思うほどの力強さだ。
私は折れてしまいそうなほど歯を食いしばって、身を捩って我慢する。
あまりの痛さに、息も上手くできない・・。
こんな痛いの生まれて初めて!
陣痛は体験したことがないけど、陣痛を容易に想像できるくらいの痛み。
呼吸困難に陥っていた状態で「イタイ、イタイです・・・・」とようやく声を絞り出すことができた。
それでも先生方の力が加減されることはない・・・。
途中何度も何度も心の中で「もうやーめてくれー!!」と叫んでいた。

先生の手がお腹から離れた時は、本気で救われた!と思った。

どうやら、ニコちゃんの頭はビクともしないらしい。
足を優雅に投げ出してしまっているため、回りにくくもあるらしい。
この子は足を曲げたり伸ばしたりして動いているんだけど、
最終的にピーンと伸ばしきった状態で落着いていることが多いらしく
それだとつっかえ棒になってしまい上手く回らないのだそうだ。

病室に戻り、また数時間休憩し、
夕方再度トライするか帝王切開にするか決めることとなる。

病室に戻ってダンナと相談。

「これだけ回らないのなら、やっぱり相当居心地が良いんだろうね。」
「何かそこにいる理由があるのかも。」

そして何より、憔悴しきった私を見たダンナが
「もういいんじゃない?」と言った。

私も、そう思った。

病室に様子を見に来た先生に、帝王切開決定の意志を伝える。
先生がポロリと言った。
「もう少し回りそうな可能性があるのなら、僕達も強気で言えるんですけど
今回はその判断でいいと思います。 それに、夕方再度挑戦という時は、
さっきよりももっと強い力でやることになりますから・・・」と。

ヒエー!
あれよりも強い力なんて、拷問ですよ!恐ろしい・・。
想像するだけでも身震いがした。

その後、ニコちゃんの状態を確認するため
看護師さんが再度PCモニターを運んできた。
私は胎動を感じるたびに、例のボタンを押す。

ニコちゃんは元気!
私にはようやく食事の許可も出たので、
下のパン屋(グーチョキパン)でダンナに私の好きそうなものを買ってきてもらった。

パンを食べている時、
約6時間をともにした点滴をはずしに看護師さんが病室を訪れる。
はずすときも痛かったな・・・。
怖いもの見たさで、思わずはずされた針の太さを確認してしまった。
絶句・・・・
ミシン針くらいあるんですけど・・・。

それはさておき、今日一日お世話してくださった看護師のWさん。
鎮痛な面持ちをしている。
「今日はたくさんの痛い思いしたのに・・・残念ですね・・・」と。

「やれるだけのことはやったし、しょうがないですよね!」と慌てて返事すると、
「そう言ってくださるとこちらも・・」と。

今回のことを心底残念がってくれいる、上辺ではない感じが伝わってきて感激してしまった。

最後にクルっと回ってしまうことも結構あるので、
お灸など、続けられることは続けてくださいとのアドバイスもいただいた。
その他の心配事もたくさん聞いていただいた。

成育のスタッフの方々は本当に親切で温かい。
やっぱりここを選んで良かった~。

病室を出る前、担当のT先生が再度病室にいらして
帝王切開の一通りの説明をして下さった。

やっぱり病院。
予想される全てのリスクについての説明を受ける。

よく妊婦雑誌で、帝王切開はすぐに終わってお母さんも赤ちゃんも楽でいい・・・
なんて心無いこと言われてしまって傷ついた、という新米ママの記事を見かける。
赤ちゃんの場合、産道を通るという、最初の難関を突破せずに出てくるわけだし
母の場合、陣痛を経験しないまま産むことが多いので、そういう見方もあるらしいのだ。

自分が帝王切開になるかも・・と分った日から色々調べたり、
先生の話を聞く限りとても“楽”ではないらしいと再認識した。
お腹切るんだから・・当然じゃん!!と思っていたけどね。

赤ちゃんにとっても、自分にとっても、今後のお産にとっても抱えるリスクは大きい。

例えば、赤ちゃんは生まれてくる時、水をたくさん含んだスポンジのような肺をしているのだけれど
産道を通ることで水を少しずつ外に出しながら、最後にはフワッと肺を膨らまして生まれてくる。
でも、帝王切開の赤ちゃんは急に外に取り出され、そうすることができないのだ。
産道を通ってこない分、自然分娩とは別のストレスを抱えて生まれてくる。
生きるために、小さな身体でそれを乗り越えなければならないのだ。
最初の難関。立派に生きようとして大きな壁を乗り越えるのだ。
私はこの子が、生まれる前から少なからずそういったリスクを抱えてくることを思って
泣きたくなってしまった。

でもきっと大丈夫。出産は上手くいくはず!とイメージを膨らませる。

産み方に違いはあれど、どんな出産だって母も子も100%命がけ。

助産院での出産、自然分娩、カンガルーケア・・・
思い描いていた理想の出産はたくさんあった。

でもここまでくると、産み方は問題じゃないと確信する。

今はただ、お腹で元気に動くこの子が無事に生まれてきてくれることだけ。
本当にそれだけだ。

帰りの車の中で、ひたすらそんなことを思っていた。

-------

というわけで、非常に長い文章になりましたが・・残念ながら外回転ではニコちゃん回らず。
最後まで分らないけど、今のところは予定帝王切開を受けることになりました。

まだ確定ではないのでなんとも言えないけど、
予定通りとなると・・・出産まで1ヶ月切ってます!どうなることかな?!

助産師Wさんの言うとおり、残された時間もできる限り
お灸、体操など頑張りたいと思います~。

投稿者 kimi : 2007年03月27日 22:36

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コメント

そっかー。
外回転だめだったか。
うん、でもそうだよね、無事に生まれてきてくれることが第一だもの!

予定帝王切開なら、それなりの希望通りにもしてくれると思うし。
全身麻酔ではないから、意識もあるし、泣き声も聞こえるし。
好きなCDかけてもらえたり、生まれて一番の写真を一緒に撮ってもらったり。
私は録らなかったんだけど、産声を録音するのもいいよね♪
うちなんて、誕生日を希望通りにしてもらえてよかったよ^^
また、週末ゆっくり話そうね!

あ、ちょっと気になったんだけど、
「BABY IN CAR」、M君オリジナルで作るのかな?
ついでに、「TWINS(or CHILDREN) IN CAR」バージョンもお願いできないでしょーか。
お仕事立て込んでたり大変だったらいいからね~♪

まずは、kimi、ご苦労様でした!
外回転の痛さ話、リアルに聞かせてねん♪

投稿者 こっこ : 2007年03月28日 01:31

緊急帝王切開とかになったら焦ってしまうけど、
予定ならそれなりに準備もできて、メリットもあるよねっ
こっこにも聞きたいこと盛りだくさんだわ♪

そうそう、BABY IN CARはMクンオリジナルで作る予定なの。
早速TWINS聞いてみたら「いいよ~」って言ってたよ。

リアル痛さ話、たんまり聞いてもらっちゃうよ!よろしく・笑

投稿者 kimi : 2007年03月28日 22:18